第9回 ヘッドライトのロービームが切れて点かない

        夜の運転に欠かせない、ヘッドライト。
        しかし、片目の対向車を見かけることも度々ありますよね。
        運転手は気づきにくいようですが、ヘッドライトが点いていないのは危険です。
        
こまった
    危険なのはわかっているし、自分で交換できればしたいけれど・・・。
    交換するバルブも持ってないし、やり方もわからない。
    今週は忙しくて、修理にも持っていけないから、来週にしよう・・・。

        ちょっと待ってください。応急処置でなんとかなるかもしれません。
        ライトをハイビームにしてみて下さい。ハイビームなら両方点くということはないですか?
        
        多くのクルマのヘッドライトは、ハロゲンバルブというバルブが使われています。
        このバルブには、ロービーム用とハイビーム用の2つのフィラメントが入っています。
        つまり、ロービームのフィラメントが切れても、ハイビームは点くことになるのです。
        
        でも、ハイビームで走るなんて、対向車に迷惑ですよね。
        ですから、ヘッドライトの上側3分の1くらいをガムテープで覆いましょう。
        ガムテープを1枚張った状態で、ハイビームを点灯すると、光はガムテープを透かして
        通るので、まぶしくはありません。
        
        ヘッドライトは温度が上がるので、あんまり貼りっぱなしだと、うまくはがれなくなって
        しまうかもしれません。なるべく早めにバルブの交換をオススメします。
        片方が切れている場合でも、近いうちにもう一方も切れることでしょうから、両方同時に
        交換しておくほうが良いでしょう。
        
        
        

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